秋の稲敷市で聴きたい10曲 – 2014年 – Rêverie

静かで深い冬の足音が少しずつ近づいてきていますね。

少し前まで、秋がやってきた!と思っていたのに、あっという間に季節は過ぎていくもの。

まさに、光陰矢のごとし。

ただ、過ぎていく時間の速さにふっと気づく一瞬は、案外とても穏やかな一瞬でもあったりします。

ふっと足を止めて、自分の立ち位置を確認するような、そんな繊細で孤独な時間。

足元に転がる期待と不安、昨日の冴えないミスと至福のペールエール、冬に近づいていく森の香り。

稲敷市に戻ってきている時、私は人気のない田舎道を1人散歩する時が多々あるのですが、そんなとき上に書いたような”繊細で孤独な時間”にどっぷりと浸かります。

今日はそんなときにとても合うと思った一曲。

Debussyより、Rêverie。

https://www.youtube.com/watch?v=y5ot-88UV-Y&feature=youtu.be

秋の稲敷市で聴きたい10曲 – 2014年 – Heart Of The Country

本日、三曲目。

秋が深まる稲敷の景色にとてもマッチする、Paul McCartney作の小気味よいナンバー。

この曲の小気味よいリズムに乗りながら、パンケーキの生地でも練ってフライパンでふんわりと焦げ目をつけ、濃い目のCoffeeとともに素敵なおやつタイムを過ごしたら、とても思い出深い秋の午後が出来上がるかもしれないなどと、やわらかな日差しの下、ふわりとした感触の妄想をふくらませる、少しだけ温かい11月の午後であった。

https://www.youtube.com/watch?v=5EuVZLxLrUc&feature=youtu.be

 

名曲である。

秋の稲敷市で聴きたい10曲 – 2014 – Prélude à “L’après-midi d’un faune”

さてさて、二曲目。

今回はDebussyのPrélude à “L’après-midi d’un faune”。日本語で”牧神の午後への前奏曲”。

この曲の、気怠く眠りを誘う穏やかな午後のひとときのようなアンニュイな空気感と、どこか非現実的な響きは、秋の稲敷市の景色にも、とてもマッチするのです。 “秋の稲敷市で聴きたい10曲 – 2014 – Prélude à “L’après-midi d’un faune”” の続きを読む