Radiohead の MINIDISCS [HACKED] を聴いてみた感想 (MD111編) – その4

こちらの続きです。

‘not for sale’

アンニュイな雰囲気を持った曲。
デモなのか、途中で終わってしまうけど、メロディーラインや裏で唸るクリーンなギターはいい感じ。

film

filmという名にピッタリの音の断片。
ちょっと箸休めとして、GOOD!!!

lift (san francisco)

再びlift。これはサンフランシスコでのライブのようだ。
割と音源版に忠実なアレンジで、盛り上がりそうな内容だ。
ライブ見れている人々の心地よくリズムに乗っている様が目に浮かぶ。
この曲の爽やかで激しいバンドサウンドと、曲のカラーを決定づけるシンセサウンドがこれまた良いのだよなー、と再認識させられる1曲です。

electioneering (san francisco)

これもサンフランシスコでのライブのようだ。
electioneeringの持つロックサウンドが完璧に鳴らしきられているこのライブは圧巻そうだ。ああ、生で見れた人は最高な気分になるに違いない。

i promise (la)

i promise のこれもライブバージョンだろうか。(la) というのがどこのことを指しているのかは分からないが、演奏前にニューソングとトムが喋っているのが聞こえる。
けだるくアンニュイなイントロから始まるこの曲も、やはり最高。
演奏していくに連れてバンドの一体感が感じられるアレンジになっていて、これぞライブの醍醐味って感じが良い。
ライブから話はそれるけど、この曲は夏の午後にレモネード片手に聴いたりしても、とても合いそうだなと思う。

Radiohead の MINIDISCS [HACKED] を聴いてみた感想 (MD111編) – その3

true love waits

小気味よいリズムに乗って始まるのはtrue love waits
私は、I Might Be Wrong内に収録されているライブバージョンしか聴いたことないが、こちらのバージョンもメランコリックで美しいメロディーを携えながらも、小気味よくどこかポップな感じの演奏になっていて、とても良い。
裏で鳴っているシンセサウンドも全体的にアンニュイな空気を出していて、グッド。

以前、こちらに書いたLifti promiseattenzione!もそうだったが、爽やかさとアンニュイさが混じったサウンドが結構多く、OK Computerとはまた別の方向性に行く可能性もあったようにも感じさせる。
これはこれでRadioheadファンとしては楽しい想像を書き立たせてくれる。

MINIDISCSのLiftについては以前こちらで書きました。

MINIDISCSのi promise、attenzione!については以前こちらで書きました。

今日はちょいと疲れ気味のため、感想自体は一曲分だけ。また近々続きを書きます。

Radiohead の MINIDISCS [HACKED] を聴いてみた感想 (MD111編) – その2

MINIDISCS [HACKED] – electioneering

おなじみの曲。ロックバンドのリハという感じ、荒々しい感じだが、コーラスの絡みなどはやはりRadioheadらしい美しさを感じる
一瞬音が途切れて、別の録音が入る。上書きで録音してしまったんだろうなという感じで、親しみを感じる。

MINIDISCS [HACKED] – lift (toronto)

OK Computer OKNOTOK 1997 2017 で正式にリリースされたLiftのライブバージョン。
OKNOTOKバージョンと比べると幾分アップテンポでバンドっぽさが出ているが、これがめちゃめちゃ良い!!
この曲の持つメロディーの良さが、ザ・ベンズの持つ 陰鬱としつつも爽やかな感じ のバンドサウンドにマッチしていて、名曲の輝きを放ちまくっている。
残念なのは一曲丸々収録されているわけではなく、途中でいきなり切れてしまうところ。
このあとにフルバージョンが控えていれば嬉しいのだが、、、これは実に最後まで聞きたかったところだ。

Radiohead の MINIDISCS [HACKED] を聴いてみた感想 (MD111編)

RadioheadのMINIDISCS [HACKED]を購入してみたので、聴いてみた第一印象を書いていこうと思う。
MINIDISCS [HACKED]はBandcampから購入が可能だが、18日間限定なので、気になる方は今すぐに購入してみよう!
購入方法がわからない方は下記のポストを参考にしてほしい。

最初に

ここでは、最初に聴いてみたときの感想をひたすら書き綴っていくということをしてみようと思う。
Radioheadは昔から大好きだし、自分自身、彼らに関するうんちくを語りたい誘惑もあるが、今回はシンプルに最初に聴いたときの感想をただただ書くということをしてみようと思う。
そういうことがしたい気分だったのだ。

MINIDISCS [HACKED] – MD111

ちなみにMD111の曲目リストはredditの投稿によると下記のようらしい。
ここでのリストは以前書いたGoogle Docsでの曲目リストと同様のものとのことだが、以前ブログに書いたときからはさらに修正・洗練されているようにも見受けられる。
0:00 ‘poison’
1:39 i promise (portland)
5:33 attenzione! (portland)
10:36 electioneering
13:06 lift (toronto)
15:39 true love waits
22:13 ‘not for sale’
23:30 film
24:11 lift (san francisco)
28:14 electioneering (san francisco)
31:57 i promise (la)
36:20 “vacancies”
37:20 “$alty”
38:03 airbag (acoustic)
43:14 airbag (toronto)
48:18 i promise (minnea)
52:21 “lifesaver”
53:11 i promise (toronto)
57:14 electioneering (toronto)
1:00:48 paranoid android
1:05:28 airbag
1:07:33 electioneering

[DISCUSSION] Ok Computer Sessions MINIDISCS [HACKED] – DISC 01/MD111 より
https://www.reddit.com/r/radiohead/comments/bzd38o/discussion_ok_computer_sessions_minidiscs_hacked/
ちなみに以前ブログに書いたときのものはこちら
では早速聴いていく。

MINIDISCS [HACKED] – ‘poison’

アコースティックギターでトム・ヨークがExit Musicを歌い上げている。
デモというよりは普通に弾き語りチックで、聴いてて楽しめる。
後半に出てくるのはLife in a Glasshouse という曲、陰湿なメロディラインが悪くない。

MINIDISCS [HACKED] – i promise (portland)

ライブリハの模様だろうか?
心地よく、どこかアンニュイなギターリフが耳を引く一曲。少しダウナーな雰囲気がビートルズのSun kingを彷彿とさせなくもない。
歌い上げるサビの部分も耳を引くし、Radioheadのザ・ベンズ期の香りを残しながらアンニュイなギターロックという感じに仕上がっている。良い

追記:
I Promiseって OK Computer OKNOTOK 1997 2017 に収録されていたんですね。
このアルバムちゃんと聴いていなかったので、未発表の良曲だと思って普通に聴いていました笑。
OKNOTOK に収録されている I Promise も今回聴き返しましたが、この曲の持つ牧歌的な空気はかなり好きかも。

ちなみに、稲敷市の牧歌的な風景にもかなり合いそうです笑。
稲敷市は自分の故郷でもあるのですが、牧歌的な空気を漂わせた茨城の隅っこの田舎町です。ご飯が美味しいところなので、今回はじめて聴いた方は、まずは下のリンクから稲敷市に触れてみてください。
稲敷グルメマップ – 稲敷市で聴きたい音楽

MINIDISCS [HACKED] – attenzione! (portland)

これまだザ・ベンズっぽい雰囲気の一曲。
牧歌的な小気味よいサウンド、ノリもよいしメロディーも耳を引く良曲。普通にすごく良い。アルバムに収録しないのだろうか?
Radioheadにしては幾分ポップかもしれないが、こういうポップなレディオヘッドもあってはいいのではないだろうかと純粋に思える一曲。
先のi promiseといい、radioheadがthe bendsの香りが色濃く残っているのが印象的で、このままザ・ベンズ2も出すことは可能そうだったことがわかる。
それはそれで売れただろう。
OK Computerは大好きなアルバムだが、The Bends 2も見てみたい気がする。 下記疲れたので今日はここまで。続きはまた後日。